スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プーチン大統領の危険なバーター取引

ロシアは、シリアに勢力を拡げているISIS(イスラム国)を爆撃する計画を明らかにし、米国の協力を求めている。協力が得られなくても、アサド政権とイランの協力を得て爆撃する、とプーチン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に述べた。国連総会に出席するプーチン大統領は、米露首脳会談の席上で提案する、と見られている。

ロシアの中東回帰、米国の影響力覆す可能性も 2015年 9月 25日 19:53 JST WSJ日本版

米、シリア問題で露との協調模索へ-首脳会談 2015年 9月 25日 18:37 JST WSJ日本版

Putin Said to Plan Islamic State Strike With or Without U.S. September 24, 2015 — 6:00 AM JST Bloomberg

プーチン大統領は危険なバーター取引を提案している。材料はウクライナ危機か、経済制裁の緩和か、原油価格の低落傾向の反転といったところだろう。

これだけ大きな釣り餌にそのまま引っ掛かるとしたら、オバマ大統領とケリー国務長官は無能の極みと云えるだろう。オバマ政権は、アサド大統領の退陣(ただし、アラウィー派の地方政権は残す)と引き換えに、対ISIS(イスラム国)作戦での欧米露協調を図るという落とし所を模索するかもしれない。

難民の大量発生を招いているのはアサド政権であって、ISIS(イスラム国)ではない。正しい解決策の第一歩は、シリア国内に飛行禁止区域を設置して、難民が安全に暮らせる領域をつくることにある。もはやタイミングは逸しているが、NATOとアラブ連盟がそれを行い、ロシアが容認するようにすべきであって、その後に対ISIS(イスラム国)作戦で協調すべきだろう。

事は緊急を要する。対応策を講じずにいれば、シリアに投入されるロシア軍が増えるほどに、飛行禁止区域の実現も難民の流出防止も難しくなり、最悪、何らかのバーターに応じざるを得なくなるに違いない。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

vanshoo

Author:vanshoo
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。