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グローバリゼーションの反作用に捕食されるリベラル

アメリカナイゼーション=グローバリゼーションの反作用として、にわかに台頭してきた欧米社会のポピュリストと、イスラム社会の原理主義過激派は、欧米社会のリベラル勢力を喰らいながら、共に成長している。そして、イスラム原理主義過激派(ジハーディスト)がNATOとロシアの直接対決を避ける大義名分になっている。

Trump’s Anti-Muslim Plan Is Awful. And Constitutional. DEC. 8, 2015 The New York Times

米国のイスラム教徒への嫌がらせ激増、ホットライン報告 2015.12.10 Thu posted at 18:33 JST CNN日本版

イスラム教徒入国禁止、共和党支持者で賛否拮抗 2015年12月11日 10:20 JST WSJ日本版

Manuel Valls warns of ‘civil war’ if National Front wins power December 11, 2015 12:20 pm FT

揺れる米国のイスラム教徒「変わる必要あるか」―テロで議論噴出 イスラム教改革論も浮上 2015年12月11日 13:50 JST WSJ日本版

ISが狙う「報復の連鎖」、試される西側社会 2015 年12月11日 14:50 JST WSJ日本版

[FT]本当の危険はトランプ氏ではなくルペン氏 2015/12/11 16:15 日経

The Return of History DEC. 11, 2015 The New York Times

テロを惹起することでイスラム教徒全体への反感を引き起こし、イスラム教徒の欧米社会への融合は不可能であるという共通認識が拡散して定着したとき、イスラム教徒のアラブ・中東地域への“エクソダス”が発生するかもしれない。それは暴動や内乱、内戦を伴う。

ナチス・ドイツの敗北と滅亡は、ドイツ系住民の追放という形で周辺諸国との間の民族問題を解消させたし、イスラエル建国という形で欧州のユダヤ人差別にひとつの決着をつけた。暴力によって棲み分けがなされた事実は揺るがせない。

この事実を軽視する欧米のリベラルは、我が国のリベラルも同様だが、軍事力による実力行使や経済力による利権分配を適切に行えないがために、自分たちの主張とは真逆の方向に進むことを止められない。

策を講じられないので、反対陣営のポピュリストにレッテルを貼って引き摺り下ろそうとするが、自分たちが実際には非寛容で、しかも無能であることには気付かない。

フランスの内相は、国民戦線が勝利すれば“内戦が起きる”と云っているが、これもまた暴言であろう。フランスは、むしろ第三共和政崩壊前夜のようになっているのではなかろうか。

ムスリム系の移民を欧米社会から排除して、イスラム社会に回帰させるダイナミズムが発生することについては、テロを起こす側と起こされる側の利害が一致している場合もある。

すでにISIS(イスラム国)を大義名分に英国、フランス、ドイツ、米国、トルコ、ロシアが中東の紛争に参加している。冷戦時の代理戦争を戦う国家はなく、ISIS(イスラム国)の存在が列強同士の正面衝突を避ける名分になっている。

リベラルはこうした冷徹な現実に目を向けるべきだろう。
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