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フィリピンの護憲派、敗れる

2014年に米国とフィリピンで締結された軍事協定は、フィリピンの最高裁で合憲判断を下されて、その効力を発効することになった。本来は2015年後半に判断されるものと思われたが、年明けまでずれ込んだ。

米軍のローテーション拠点には8ヶ所が予定されており、対象地のうち4ヶ所はルソン島、2ヶ所はセブ島にあり、残り2ヶ所はパラワン島で係争中の南沙諸島近くにある。

選定と部隊のローテーション展開が進むまで、今年一杯かかると思われる。人民解放軍が南シナ海の人工島での展開を進めるまで同じく今年一杯と考えると、やはり2016年が軍事衝突の阻止限界点となるだろう。

軍事協定に合憲判断=米軍の展開加速へ-比最高裁 2016/01/12-16:32 時事ドットコム

【マニラ時事】フィリピン最高裁は12日、2014年に締結された米国との新軍事協定について、合憲と判断した。これにより米軍展開先などをめぐる米比両国の交渉は再開し、米軍展開に向けた動きは大きく加速する見込み。

 新軍事協定は、南シナ海進出を強める中国をにらみ、14年4月のオバマ米大統領の訪比時に両国が調印した。比国内基地の共同使用を認め、米軍駐留を事実上可能とする内容だが、左派系活動家らが違憲として最高裁に提訴。米軍の展開先などの選定作業が中断していた。


以下、2015年4月26日のエントリーから再掲。

United States seeks access to Philippine bases as part of Asia pivot APR 25, 2015 REUTERS/THE JAPAN TIMES

MANILA – The United States has asked for access to Philippine military bases in eight locations to rotate troops, aircraft and ships as Washington shifts its forces to Asia and as China expands its military presence in the South China Sea.
【マニラ】 米国は、中国が南シナ海における軍事的プレゼンスを拡大するのに合わせて、アジア方面に軍隊をシフトしようとしており、部隊・航空機・艦船をローテーションするために8ヶ所のフィリピン軍基地の使用を要請している。

U.S. Defense Secretary Ash Carter, in a speech in Arizona, has outlined Washington’s next phase in its Asia “pivot,” deploying its most sophisticated destroyers, bombers and fighters to the region.
国防長官のアッシュ·カーターはアリゾナ州で演説し、ワシントンが考える“ピボット”の次段階について、当該地域に最新鋭の駆逐艦や爆撃機、戦闘機を配備する、というその概略を説明した。

The pivot has already seen U.S. Marines rotating through the Australian tropical city of Darwin, the country’s closest city to Asia, for training.
“ピボット”の動きが見られるのは、最もアジアに隣接した熱帯の都市、豪州のダーウィンであり、ここでは海兵隊の巡回と訓練が既に行われている。

At least eight locations in the Philippines have been identified as possible sites where U.S. troops, planes and ships will be rotated through a series of military training and exercises, Philippine military chief Gen. Gregorio Catapang told local television network ABS-CBN.
「少なくとも8ヶ所の予定地で、米国の部隊・航空機・艦船がローテーションしながら訓練と演習を行う可能性がある」と、フィリピン軍の将軍Gregorio CatapangはローカルテレビネットワークのABS-CBNに述べた。

But the Americans will have to wait until after the Philippine Supreme Court rules on the constitutionality of the military deal, called the Enhanced Defense Cooperation Agreement, signed last year between Manila and Washington. It may decide later this year.
しかし、「防衛力強化に関する協力合意」と呼ばれるマニラ-ワシントン間で署名されたこの協定は、フィリピン最高裁がこの軍事的取引の合憲性に関する審理後まで発効を待たなければならない。この審理は今年後半に下される。

“If we formalize (now) and they start putting up structures and it’s not constitutional, they will have to destroy those structures,” Catapang said late on Friday, adding the list was finalized in October during a Mutual Defense Board meeting.
「現在、型どおりに防衛協力の構築を始めていくが、これが合憲でないとされた場合には協力関係を壊すことになる」金曜の相互防衛委員会の会議の席上、10月までにリストを作成する、と Catapangは述べた。

Four of the locations are on the main island of Luzon, where U.S. and Filipino soldiers usually hold exercises, two are on the central Cebu island, and two more are on the western island of Palawan, near the disputed Spratly Islands.
対象地のうち4ヶ所はルソン島で、ここでは米国とフィリピンが演習を行っている。2ヶ所はセブ島にあり、残り2ヶ所はパラワン島で係争中の南沙諸島近くにある。

China claims most of the potentially energy-rich South China Sea, which has led to disputes with the Philippines, Vietnam, Malaysia, Brunei and Taiwan, and denies accusations that its actions are provocative.
中国は豊かな資源が期待される南シナ海のおいて、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾との紛争につながった自国の挑発的な行動に対する非難を拒否している。

Recent satellite images suggest China has made rapid progress in building an airstrip suitable for military use in contested territory in the Spratly Islands, which drew concern from the United States and its allies in Asia.
最近の衛星画像が示唆するところ、中国が係争中の南沙諸島の環礁に軍事用の滑走路建設を急速に進めており、米国とアジアの同盟国から懸念を抱かせている。

“Once the U.S. rebalance to Asia policy is in full swing, the Philippines expect the Americans to seek more access to military bases on Mindanao island and civilian airstrips on Luzon,” said a senior air force official familiar with the arrangements.
「米国はアジア政策へと“リバランス”することに全力であるが、フィリピンは米国がミンダナオ島の軍事基地とルソン島の民間滑走路へより多くのアクセスをするものと期待している」と、両国のアレンジメントに精通した空軍関係者は述べている。

“The Americans are interested in Laoag airport and Batanes Island, both in the northern part of Luzon,” he said, adding U.S. planes had landed on Batanes during the war in Iraq and Afghanistan in the early 2000s.
「アメリカ人はルソン島の北部にあるラオアグ空港とバタネス島に興味を持っている」彼は米軍の航空機は2000年代初め、イラクとアフガニスタンでの戦争中にバタネスに上陸していた、と述べた。

The United States is also interested to return to its two former military bases in Subic and Clark, which they left in 1992 after the Philippines terminated a basing agreement.
また米国はフィリピンが1992年に基地契約を終了した後、残存しているスービックとクラーク両基地に戻れるかに興味がある。

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