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“社会主義アメリカ”の勃興

共和党・民主党それぞれの大統領候補レースは、共和党では富豪のトランプ氏の首位が続き、民主党では自称“社会主義者”のバーニー・サンダース上院議員がクリントン女史を猛追している。いずれもアウトサイダーが支持を集めている点で、8年前の茶会党と「ウォール街を占拠せよ」運動の延長線上にあり、分断が埋めがたい差となっている米国社会の現状を象徴している。

Can Clinton find the spark to fend off the challenge from Sanders? January 16 2016 The Washington Post

The GOP Is Learning to Love Trump JAN. 15 2016 1:44 AM Slate

クリントン女史を猛追しているバーニー・サンダース上院議員は、バーモント州選出の上院議員として民主党と統一会派を組んでいるもののあくまでも無所属議員である。それが民主党の大統領候補として名乗りを挙げて、本命視されるクリントン女史に対して、いくつかの世論調査で凌駕する。これを受けて予定されていなかった民主党候補同士のテレビ討論が企画されるようになるなど、意外なほどの善戦を繰り広げている。

この背景にあるのは「ウォール街を占拠せよ」運動の延長線上で、リベラル州を中心に一層“社会主義化”する米国社会の変容である。

サンダース上院議員は自らを社会主義者であると主張する。そして、彼を支持する人々もまた、社会主義者として自らを規定して始めている。ワシントン・ポストの記事ではすでに民主党員の43%が社会主義者である、と云う。果たして、サンダース上院議員が民主党候補となる場合、資本主義の権化と社会主義者の対決が見られることになる。

オバマ大統領の8年間は残り1年に差し掛かり、彼の政権は、右の茶会党と左の「ウォール街を占拠せよ」のふたつの潮流が産み出す社会的分断を修復するどころか悪化させてしまった。全体としては移民の増加に伴う左傾化は進む。富の格差が拡大しつつ、税による再分配要求も声が大きくなるのは避けられないだろう。

こうした米国社会の変容に棹さす存在としてトランプ氏が登場したのならば、彼が負けた以降は“社会主義アメリカ”が本格的に勃興するのかもしれない。

参考URL:
アメリカ大統領選挙UPDATE 2:オバマ大統領最後の一般教書演説とトランプ主義の影 2016/01/18 東京財団
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