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大統領選よりも連邦最高裁判事の指名争いを見よ

立法府(上下両院)と行政府(ホワイトハウス)の対立が続き、法案は通らず、大統領令が濫発され、機能不全に陥っている米国政治にあって、唯一政治的主導権を持っているように思われるのが、連邦最高裁である。

2012年6月のオバマケアの合憲判決(2012年7月6日のエントリー参照)、2015年6月の同性婚の合憲判決(2015年6月28日のエントリー参照)など、決定的な役割を果たしている。

その最高裁の判事、アントニン・スカリア氏が死去した。最高裁判事は終身であり、ときの大統領が指名して上院が助言と同意(承認)すれば、一生涯、その任を務める。スカリア氏は1986年に当時のレーガン大統領によって任命されて、在任期間が30年となっていた。

死去したスカリア氏を含めて、現在の最高裁は定員9名の内保守4名、リベラル4名の同数、中間派1名となっていた。宗教的にはカソリックは6名、ユダヤ教は3名。いずれの大統領が任命したかについては、レーガン大統領がスカリア判事を含めて2名、ブッシュ・シニア大統領が1名、クリントン大統領が2名、ブッシュ・ジュニア大統領が2名、オバマ大統領が2名となっている。

スカリア米連邦最高裁判事が死去、後任人事は難航の公算 2016年02月14日 10:03 AFP BB NEWS

当然、共和党は保守系の最高裁判事を指名・承認したいと考えている。リベラル系の判事がオバマ政権のうちに指名されることには抵抗するし、承認もしないだろう。定員9名の内リベラル5名、保守3名、中間派1名となった場合、リベラルによる法の支配がやってくることは間違いないからだ。左右問わず極端な候補が大統領になり、立法府と行政府の対立と機能不全が続く可能性も捨てきれない以上、大統領選よりも連邦最高裁判事の指名・承認の方が重要かもしれない。
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