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カトリックと正教会の敵は原理主義とリベラル

バチカンのフランシスコ教皇とロシア正教のモスクワ総主教の共通の敵は、アラブ・中東のイスラム原理主義と西欧で脱宗教化を進めるリベラルであって、彼らは保守的な宗教勢力として反撃の狼煙をキューバで挙げた、と考えられる。

これは1054年以来の東西教会の分裂を修復したものと見るよりも、教皇ヨハネ・パウロ2世(在位1978年~2005年)が1989年の東欧革命を扇動して、1991年のソ連崩壊を促進して、欧州の共産主義を滅ぼした流れと同様、 クリスチャンフォビア(Christianophobia)に抗する動き、と見るべきだろう。

この反撃に失敗すると、バチカンは中南米へとシフトせざるを得ない。史上初のイエズス会出身、南米出身としても初のフランシスコ教皇がローマ教皇となった意味では背水の陣に例えられるのかもしれない。

Joint Declaration of Pope Francis and Patriarch Kirill 12/02/2016 23:00 Vatican Radio

Pope meets Orthodox patriarch but reunion of churches unlikely, Tokyo priests say FEB 13, 2016 The Japan Times

グローバリズムを体現してきたはずのカトリックや正教会が、他のグローバリズム的な勢力に押しまくられる形で共同戦線を張っている。ここに北米の福音派も加わるだろう。

欧米各国で同性婚が合法化されていくなか、伝統的な婚姻や家族などの価値観を訴えるカトリックや正教会、福音派は共通の利害関係を持っている。

しかし、左右両派が急進化していく中で、穏健なグローバリズムという立ち位置は難しく思える。

キリスト教への嫌悪と脱宗教化は西欧と米国のリベラル以外にも広がりつつあり、フランスの国民戦線は極右と称されているが、同性婚を容認するまでになっている。国民戦線はもともとカトリック的な価値観を持っていたにも関わらず。

また、中欧諸国のカトリックやウクライナなどの東方典礼カトリックは、難民危機やウクライナ危機に際して、当然ながらナショナリズムへ傾き始めている。

Austria switching to 'plan B,' fortifying borders against refugee influx Published time: 16 Feb, 2016 20:50 RT

難民危機に関しては、カトリックの多いバイエルン州やオーストリア、スイスなどのドイツ語圏が難民・不法移民の流入規制を始めている。
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