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フィリピン、哨戒機運用のプロセス始まる

日本とフィリピンの間に防衛装備品及び技術の移転に関する協定が締結された。2015年6月と10月に開催された日本-フィリピン首脳会談では交渉開始(6月)~大筋合意(10月)に達していた。

これに併せて、フィリピン海軍にTC-90練習機が貸与される方針が固まった。

TC-90の貸与は南シナ海のシーレーン防衛強化の一環。すでに2015年1月末に日本-フィリピンの防衛協力に関する覚書が交わされており、両国間の防衛装備品及び技術移転協定の締結もその流れにある。

国防相級、次官級、幕僚級の会談を積み重ねて、共同訓練の実施や防衛装備品の供与を行い、フィリピン海軍が対潜哨戒が出来るようになるまでは、日本-フィリピン間の訪問部隊地位協定を締結した上で、南シナ海における哨戒活動の一部を海上自衛隊が担当するケースも出てくると考えられる。

2015年6月27日のエントリーにあるように、フィリピンはP-3C対潜哨戒機を調達したい、と公式に表明していた。フィリピンへの供与もしくは売却は中長期的には既定路線であろう。

しかし、日米ともに新型のP-1とP-8の運用開始は2013年からであり、生産配備を前倒ししないと、すぐにフィリピンの希望を叶えることはできない。また、短期的にはフィリピン海軍の能力向上が見込めない。

将来的にはP-3Cの払い下げすることなどを見越した上で、TC-90を貸与することになった、と思われる。この練習機にレーダーを搭載して、水上艦艇の目視偵察に充てることになるだろう。

韓国からFA50戦闘機導入したフィリピンの事情…性能限定、レーダー未整備でも満足? 安倍首相にも「泣きつき」 2015.12.1 17:03 産経ニュース

日本とフィリピンが防衛装備品協定に署名-ASEANで初 2016/02/29 19:51 JST ブルームバーグ

海自機、比海軍に貸与へ…南シナ海の監視に利用 2016年02月29日 03時12分 読売新聞

政府は、退役した海上自衛隊の練習機(航空機)「TC90」をフィリピン海軍に貸与する方針を固めた。

 フィリピン側は、中国による南シナ海での海洋進出の動きに対し、空からの警戒・監視に利用する。日・フィリピン両政府は、今春にも貸与で合意する見通しだ。

 フィリピン海軍が警戒・監視に利用する航空機は、行動半径が約300キロと狭く、「中国が進出する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島全域を監視して戻ってくることは難しい」(政府筋)という。フィリピンは南沙諸島のスービ礁、ミスチーフ礁などで中国と対立しており、広範囲で活動できる航空機を求めていた。

 TC90の行動半径はフィリピン軍機の2倍以上で、南沙諸島の大半をカバーできるという。練習機であるTC90には、レーダー類などがほとんど搭載されておらず、フィリピン海軍が当面、目視による警戒・監視に利用するとみられる。


参考URL:
日・フィリピン防衛装備品・技術移転協定の署名 平成28年2月29日 外務省
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